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Statement

 身体をモチーフとし身体に対する新しいイメージの獲得をテーマに制作活動を展開。代表作には、学生時代から続けている「×マン(倍マン)」シリーズがある。「×マン」の基本コンセプトは、倍で感じる人になる・なれるである。作品の出力形態は、身体機能を拡張させるスーツを用い作者自身のパフォーマンスを含むインスタレーションやインタラクティブスーツを体験してもらう事で、普段生活の中では意識されない身体の機能や形態イメージを喚起し、それにより身体の新しいイメージの獲得を可能とさせる。
 2008年以降、場と身体の関わりを意識しつつ彫刻的まなざしで大地を捉えたいという想いから、一見して捉え難い大きな存在に対し“労働”と“単位”を切り口に独自の身体スケールを用いアプローチする。方法として「一人力」(いちじんりき)という単位を構想し、1日の労働を地圧の集積として再構築させた「一人力山」(1日の労働時間を8時間 と定めひたすら土砂を積み上げる)を制作。或は「一人力山」を作成し 続ける中から生まれた基準となるスケール「一人力原器」(約直径7mの 輪)を設置。これらを用い地平から一見して捉え難い大きなものと空撮により俯瞰し比較できる写真や作品体験を通じ、時空を超えたその場の持つスケールや圧力を、景色としてではなくより生々しく捉える事を目指す「Land-Marking Project」を始動している。

「している」と「されている」を同じ相になるまで調整できることが近年重要だと考えている。
私の右手で左腕を掴むと、「右手が左腕を掴んでいる」と「左腕が右手に掴まれている」が同時に行われていて、それは私の中で起こっていることである。同様に、左足で少し距離がある右腕を掴む場合も「左足が右腕を掴んでいる」と「右腕が左足に掴まれている」となる。
この距離を触覚以外の入出力器官を用いつつ少しずつ遠ざけていくと「遠くのこと」と「私のこと」になる。そして「遠くのこと」を私の身体の中で起こっている出来事と同等に捉えるため、身体を拡張させ過去から未来に至る遠くの物事を同じ相となるよう調整する行為がプロジェクトも含め作品となる。

×マン

Land-Marking

Transient microscopic nova

mechanical & others

drawing

candy 「Land Licking Project」